⭐︎キラキラ矯正装置⭐︎






サチカ「わーゴムつけたら牙みたいだよ〜泣」










ともちゃん「大丈夫!可愛いよ!









痛いからってすぐ外しちゃダメだよ!









サチカ私これからバイトだから行くね!










サチカは4限がんばって!」












そういってともちゃんは急ぎ足で学食をあとにした










ひとりになったサチカ









慣れないゴムを舌で触りながら









口を上下にひらきゴムの感触を確かめる









ダサいなぁ。。。









こんなの誰にも見られたくない











4限の教室にひとりで移動してると











「サチカ!」










同じクラスの拓実が声をかけてきた










「あ、拓実」









サチカは矯正器具が見えないように手で口を隠す








拓実「今から四限??」









サチカ「う、うん。拓実は部活??」









拓実「うん!!がんばってね!!!」










サチカ「ありがとう😊拓実もね」







口をすぼめながら話すサチカ











拓実「😕?」









拓実「サチカ、なんか今日変じゃない??なんかあった??」








サチカ「え?な、なんもないよ!!!」







思わず大きな声を出してしまったサチカの口からは








銀色のブラケットと付けたばかりの顎間ゴムが伸びる








拓実「あ、サチカ。歯に、、、なんでもない!」









拓実「元気出せよ!またね!」








そう言って拓実はニッと笑い体育館にむかった











拓実、、、絶対気づいたよね、、、、、









装置のこと気づいたけど触れてこなかったのかな










拓実の優しさなのかな、、?










てか、拓実の歯は白くて綺麗に並んでて羨ましいな








矯正したことあるのかな?









大好きな拓実には矯正のこと






触れられたくないなぁ








サチカは授業をうけてそのまま帰宅した