嘘つきは恋のはじまり✗ 恋の終わり???


「今日さ、どーする?
芭のパジャマ買いに行くって言ったけど
他に行きたいところあった?」



「んー…そーだな…」



「久しぶりにゴロゴロする?
今週、休み明けで疲れたよね
買い物はまた今度でも…」



ベッドで抱き合ったまま芭と話した



「ゴロゴロって…
付き合うと、イチャイチャになるの?」



「なに、それ…」



「婚活パーティーで話した人が言ってたから…」



どんな話してんの?

芭が他の誰かとそんな話してるの想像するだけで
ちょっと嫉妬する



「じゃあ今日は
イチャイチャする?」



芭がイチャイチャしていいのは
婚活パーティーで知り合った男じゃなくて

オレだから!



「でも、涼は
そーゆーの好きじゃないでしょ」



「なんで?」



そんなことないけど

むしろ、したいけど



「だって昨日も言ってたから…
ベタベタするの嫌でしょ」



たしかに
元カノとは結構ドライだったけど

嫌なわけじゃない



「芭がしたいなら
オレは大歓迎だけど…」



「え…ハハ…恥ずかしいもん」



芭、笑って誤魔化した


そこは誤魔化さないでよ



「んー…
オレの悪いところかもしれないけど
結構相手に合わせちゃうんだよね」



だから甘えてよ



「涼は、ホントはどっちなの?
イチャイチャしたいの?
したくないの?」



「それは…したいよ
芭となら、したい」



芭はどっち?



芭がオレの腕の中でオレのシャツを掴んだ



芭、もしかして甘えてる?


ヤバ…
芭かわいい


芭、今どんな顔してる?



「芭、顔見せて…」



「ヤダ…恥ずかしい」



芭が話すたび

芭が少し動くたび



さっきから

ヤバいから…



「うん…オレも恥ずかしいけど…」



「うん…ドキドキする…」



オレもしてるけど



「芭…芭の顔見たい」



「ヤダ…なんで?」



オレ、芭が嫌がることしてる

前は絶対そーゆーことしなかったのにな


また自分をコントロールできてない



「芭…オレの方見て…

キス、したいから…」



今の率直な気持ち



「…」



芭の返事はなかった



やってしまった



せっかくいい雰囲気だったのに…

ちょっと凹む



なんでも言えばいいってわけじゃないのか



「ごめん…
そんなに嫌だった?」



とりあえず謝る


謝って済むことなら
いくらでも謝るよ



「嫌…じゃない…」



オレの胸の中で芭の声が熱くなった



嫌じゃない=いいよ=キスしてもいいよ???