嘘つきは恋のはじまり✗ 恋の終わり???


「痛て…」



顔に衝撃を感じて目覚めたら
芭の手がオレの顔を叩いてた



芭…

オレ…なんか、した…?



「ん…寝てんの…?…芭…」



なんだ…
叩かれたんじゃなくて寝相悪いだけか



寝相は悪いけど
寝顔かわいいから許す



しばらく芭の寝顔を見てた



それにしても寝相悪すぎ


腹出てるし…

腰、白いし細い…


誘惑するな!



「痛て!」



今度は脚がオレの上に乗った



「芭…」



起きない



かわいいから許そう



芭を抱きしめた



「ん……ん……涼…
ん…涼…?
え……涼???」



寝言もかわいい



「おはよ、芭…
まだ寝ぼけてる?」



「涼…昨日、一緒に寝た?」



「うん、寝たね」



「え…おはよ…」



オレの腕の中で照れる芭がかわいい



あー…離したくない

このままもう一度寝たい



「涼…」



「なに…?」



「涼…好きかも…」



「フハ…好きかも…ってなんだよ

オレも好きかも…芭のこと…」



なんかわかる

コレ、照れるね


くすぐったい


でも、なんかいいね

こーゆーの



朝起きたら
好きな人が隣にいて


好きだな…って実感する

付き合ってるって感じする



「朝起きて、こーやって抱き合って
ベッドでまったりするのって
なんかいいね…」



幸せな休日の朝



「涼は、今までだってしてたでしょ」



「いや…
元カノは行動的な人だったから
こんなゆっくりしてることなかった

オレが起きたら
だいたいもぉ走りに行ってた」



泊まっても一緒に寝ないこともあった

ひとりでのびのび寝たいって

結婚したら夫婦別寝がいいって言ってたし



「すごーい!
休日の朝から走れないな、私
その行動力、見習いたい」



「芭は芭でいいよ」



今、オレは芭が好きなんだ