嘘つきは恋のはじまり✗ 恋の終わり???


シャワーして部屋に戻ったら
深瀬がいた



「ごめん、ひとりで飲んでた」



「うん、気にしないで飲んで…」



「ドライヤーも持ってくればよかったね
取って来ようか?」



「いいよ、大丈夫
深瀬、飲んじゃったじゃん
取りに行くって車でしょ?」



「歩けば20分」



「往復40分だよ」



「コンビニまでは走って10分
往復25分だった
向こうはアパートから1分の範囲に
2軒あんのに」



「往復の計算おかしくない?」



「帰りペースダウンしたから」



ふたりで笑って目が合った



帰らないで…とか言ったものの
なんか恥ずかしい

深瀬の方よく見れない



髪にオイルをつけてタオルで包んだ



いつもみたいに話せばいいのか…

なんか緊張する


深瀬なんか話してよ



なんか、深瀬の視線感じる



私、なんか変かな?



パジャマ変だった?
一応買ったばっかりなんだけど…

毛玉がついてヨレヨレのじゃなくてよかった

シンプルで
なんの印象もないようなパジャマだけど…

まだタグ付いてる!?

取ったはず



パジャマじゃない
パジャマじゃないよ!!

顔!
メイクしてないじゃん!私


女友達のアパートに泊まった感覚でいた
深瀬、一応男だし…



「あの…深瀬…
私のこと気にしないで、いっぱい飲んでね!」



酔わせてわからなくさせよう

覚えてないくらい
酔わせよう



「気になるよ」



「ホントに気にしないで…
私も一緒に飲めたらいんだけど
私すぐ酔っちゃうから
付き合えなくてごめんね」



「いろいろ気になる…」



「ん?
深瀬もぉ酔ってる?顔、赤いよ」



「まだ、酔ってないと思う

草薙、そーゆーパジャマ着るんだな…とか…

髪、いい匂いするな…とか…

メイクしてないと
高校生の草薙思い出すな…とか…」



やっぱり見られてた



「もぉ…見ないでよ!
恥ずかしいよ」



「ごめん
デリカシーなくて…」



違うんだ


深瀬に言われると
ドキドキするの