「芭…」
後ろから声がして
ビックリした
振り返ったら深瀬がいた
「深瀬!?」
「そんな驚く?
アレ?オレが来るの知ってて
待っててくれたんじゃないの?」
「あ、ここに書いてあったの見たけど…」
空がうす暗くなってきて
地面の文字は見えずらくなってた
「やっぱり深瀬が書いたの?
りょーって、深瀬か…
7時って今日かわかんないし
ホントに深瀬なのかな?って…」
「オレ昨日こっち帰って来て…
ホントは昨日の7時だったよ
草薙、こっち帰って来たら
ここに寄るんじゃないかな…って…」
「じゃあ深瀬、昨日の7時もここに来たの?」
「うん
しかも、しばらく待ってた
…
もしかして
7時って朝と勘違いしてるかな…って
今日の朝も一応来てみたし…
…
で、いつの7時かわかんないな…って
今日来てるかも…って
さっき思いついて急いで来た」
「ハハハ…深瀬、何回来てるの?」
「だって草薙の連絡先知らないし…
…
聞きたかったけど
草薙そーゆーの嫌だろうな…って…
でも、やっぱ聞いとけばよかったな…って…
…
最近、会わなかったよね
もしかして、オレのこと避けてた?」
避けてたわけじゃないけど
無理に会わないようにしてた
会ったら
またいつか辛くなる気がして
「最近ちょっと忙しかったんだ」
いつも答えは嘘になる
「忙しいって、例の婚活パーティー?」
「婚活パーティーは
アレからもぉ行ってないよ」
「もしかして、もぉカレシできたとか?」
「できてないよ
深瀬こそ、もぉ次のカノジョできてそう」
「ハハ…
そんなすぐできないだろ
オレ、惚れっぽくないし…
結構相手のこと知ってから好きになるタイプ」
深瀬が惚れなくても
深瀬はモテるじゃん



