嘘つきは恋のはじまり✗ 恋の終わり???


焼き魚(ホッケ)とチャーハン

変な組み合わせ



「「いただきまーす」」



グリルはキレイに掃除してあった

深瀬の元カノ
料理上手だったのかな?



「カノジョの料理で好きだったものは?」



また聞いてしまう



「んー…なんでも美味かったよ」



「へー…そーなんだ」



「美味いね、この魚」



深瀬、私に気使った?



「ハハ…焼いただけだよ
ホッケって美味しいの?」



「草薙、食べないクセに魚の名前知ってるし」



「食わず嫌いなんだよね
食べなきゃいけないよね」



「嫌いなもの無理に食べなくていんじゃね」



深瀬は
やっぱり優しい



「これで元カノがここに残していった物
全部なくなった」



深瀬、冷凍庫のホッケ見るたび
元カノのこと思い出してたのかな?



「このチャーハン美味しいね」



「そやろ!あ…」



元カノの関西弁
たまにまだ出るよね


聞こえなかったふりをした



「なんか懐かしい味だね
海老丸のチャーハンに似てる」



「オレもソレそぉ思った!やっぱり?
海老丸、この冷凍チャーハン使ってるのかも」



「ハハ…だったらおかしいね」



「お盆帰ったら一緒に食べに行ってみる?」



「え、お盆?」



「草薙、帰んない?」



「うん、考えてなかった」



「実家帰りにくいんだっけ?」



「うん…なんかね…」



深瀬が帰るなら
帰りたいなって少し思った