「草薙、何飲む?
お昼食べた?」
「ん、おかまいなく!」
「オレ、朝も食べてないし…
外出たくないし、なんか作ろうかな…」
深瀬が冷蔵庫を覗きながら言った
「んー…肉がない」
「深瀬、お肉食べたいの?」
「草薙、魚嫌いだろ
魚しかなかった」
「え!覚えてたの?」
「うん、覚えてるよ」
普通に嬉しかった
「私は、大丈夫だよ
深瀬食べてよ」
「あー、冷凍チャーハンあった
草薙それでもいい?」
「うん、じゃあいただこうかな
深瀬、ちゃんと独り暮らししてるんだね
魚なんて焼けるの?」
「焼けないよ
元カノが冷凍していったヤツ
肉はなんとか食べたけど
魚が余った
どーやって食べたらいい?」
「グリルで焼くだけだよ
私、焼こうか?」
「草薙、魚嫌いなのに焼けるの?」
「弟が来てから結構焼いてるよ」
「へー…
じゃ、焼いてよ」



