「ん〜、苦しい…」 「あっ、ごめんね?」 と、言って霧斗くんは、 私の顔の位置に合わせてくれる。 腰をまげて。 「んーん、大丈夫だよ?」 「ん、良かった、 これも全部花戸崎のせいだよ?」 「えっ?」 花梨ちゃんなんもしてないのに? 「るるは〜、私なんもしてないよ?」 「霧斗くん?花梨ちゃんのこと嫌いなの? 私の親友なのに…」