霧斗くんがとぼけた顔をする。 あれ〜?気のせい? 「そうだよね! 霧斗くんが舌打ちなんてするはずないもん!」 「フッ」 花梨ちゃんが面白いところなんてなかったのに? 笑ってる? 変なの 「…ちょっと、瑠々羽ごめんね。」 と、言って霧斗くんは 私を抱き寄せる。 「きゃ」 そして、霧斗くんは、 私に何も見せないかのように、霧斗くんの胸に、 顔をつけさせられた。 この間、花梨ちゃんと、 何やってんだろう…ちょっと上を向くと、 不機嫌そうな顔の霧斗くんが… ちょっと怖い…