その時・・・・


「マドンナ〜お昼食べない?同僚皆食べ終わっちゃっててさ〜一人寂しいんだけど・・・」


「ごめんなさい、私お弁当持って来ているの。 大滝さんも可愛い彼女さんがいらっしゃっるんだから・・・・その方と食べたらどうかしら?」


「え〜、ってか俺、彼女居ないし。」


「まぁいいわ私は勝手に食べるから貴方は他の人にでもあたってちょうだい。」



何で私がこんな奴なんかと食べなくちゃいけないのかしら?

無償に腹が立つわ!!



じゃ−−と一言残すと里沙は弁当を持ってさっさと、どこかへ行ってしまった。


−−−屋上−−−−

今は秋を少し過ぎた辺り風はまだ少し暖かい、午後2時にもなると人はおらず、寂し借りやだが一人が好きな里沙にとっては好都合な空間だった。

今日はちょっと冷えるわね〜日の当たるところで食べようかしら・・・。


里沙は一人もくもくと食べていた。


やっぱり一人は味気ないわね、けど今いるのは奴だけだしな・・・・・・しょうがない!

すると−−ガチャっとドアの開く音がした。

入ってきたのは大滝で、なぜか手には買弁を持っていて、額には汗が滲んでいた。


「あ゙〜マドンナこんなところに居た!捜すの大変だったんだからね!!」

となぜか大滝はぶつぶつと文句を言っている。