〜ここから里沙目線で〜

今日も会議毎日毎日よくやるは！というのは内緒にして、テキパキと仕事をこなして行く。

しばらくたつと課長やら他の部の人やらが入ってきた、今日はなかなか大事な会議らしい。


そうのんきに考えつつ準備を終えた私は、自分の席へと向かった。

気を引き締めていかないと！自分で言うのも何だが、仕事は出来る方だと思う、それなりの位置にも居るので下手に手は抜けない。というか抜かない、それが私のポリシーである。


仕事において男女なんて、微塵も関係ない。


なのに、奴（大滝）今日の会議の一応主役大滝が来ない！ 奴は営業ではエースで期待されているからって会議に遅刻とかありえないわ！！


エースだからって会議に遅れていいなんて事ないし、・・・・どこまでもふざけた男ね！


里沙の中での奴こと大滝の評価は最悪だった。
なぜなら里沙は昔会社で大滝と彼女が喫煙室でキスしているところを目撃したからである。
社内恋愛は禁止ではないが公私をハッキリと分けている里沙にとってはありえないことだったからだ。


あ〜奴のことばっかり考えてたら頭が痛くなって来たわ・・・書類でも見て落ち着こう・・・・。



里沙の大滝嫌いは結構重症なものであった。

その時・・・



−−−−−ｶﾞﾁｬ−−−−