「ええっ!風夏やばくない!?しかもモデルやってんの?えぐっ!」



光は興奮のあまり野太い声で言葉が汚くなってる。


まずい、落ち着かせないとどんどん光が男化してしまう。



「はぁ〜!?くっそイケメンなんですけどぉ!?」

「光、口悪いよ……」

「だって見てよ!やばくない!?」

「あー、うん」



とんでもないイケメンなのはもう知ってる。


それに風夏ちゃんは「別に付き合ってるわけじゃないから」とあまり話が広まってほしくない様子。



「遊馬の方がカッコイイって?はいはい」

「そんなこと言ってない……煌くん!?」



光をなだめるために必死になっていたら、教室の入り口に煌くんが立っていることにやっと気が付いた。