カレシが嫉妬を覚えたら

でも、今言った言葉は本当だよ。


正直、いつまで続くか分からない煌くんとの関係より幼なじみで親友の光の方が私はよっぽど大事。


煌くんに夢中になるのは怖い。


また素っ気ない対応に戻った時、心が引き裂けて深い傷を負ってしまいそうだから。


いっそ、期待せず受け身でいた方が楽だ。



「ほら、遊馬来てるよ。いっておいで」

「あっ……うん」



光は抱きしめるをやめて後ろに回り込み、いつの間にか教室の入口に立っていた煌くんに向かって背中を押す。



「邪魔した?」

「違うよ、光もどっちにしろ部活あるから急がなきゃいけないみたい」



煌くんは光を見て首をかしげたから説明したら、納得したようにうなずいた。