カレシが嫉妬を覚えたら

「図書室でする?今日当番だからどっちにしろ図書室で勉強しようと思ってた」

「俺の家でもよかったけど……ゆづが当番ならそうする」



場所の提案をしたらうるさいくらいの胸の鼓動が、また大きくなった。


えっ、煌くんの家に私を上げるつもりだったの?


さすがにそれはハードルが……。


ある意味よかった、図書委員の当番の日で。


緊張して勉強どころじゃなさそう。



「六限終わったらまたこっちに来るから」

「うん、分かった。また放課後ね」



とにかく、今日も一緒にいられるんだ。


勉強しながら煌くんと過ごすなんて、妄想で終わると思っていたのに。


私は嬉しくって、煌くんと別れてすぐに光に報告した。