カレシが嫉妬を覚えたら

「煌くん、部活紹介は大丈夫なの!?」

「ハンド部一番最後だから大丈夫」



この時間に誰も屋上に来ないとはいえ、この状況を誰かに見られたらまずい。



「ゆづ、動かないで。充電中」



なんとか抜け出そうとしたけど、体幹の強い煌くんは微動だにしない。



「充電ってなに?」

「心の充電。ゆづで満たしたらその日一日頑張れる」



適当に理由をつけて甘えてくる煌くん。


さぼってるみたいで嫌だけど、煌くんは頑固だから離してくれそうにない。


煌くんの抱きしめられていると、ちょっとじゃなくてずっとこのままでいたいと思ってしまった。