寒さが厳しくなってきた12月、煌くんはスマホを片手に私のクラスに来た。
「ゆづ、冬休みここに行こう」
見せてくれたスマホの画面には、グランピング施設の画像が乗っていた。
「へえ、グランピング?私こういうの初めて」
「母さんが予約取ってたらしいんだけど、行けなくなったから彼女とどうかって」
「え、私でいいの?」
「俺はゆづ以外誘うつもりなかった」
煌くんと付き合って8か月。
愛情表現は減るどころか大胆になっていく一方で、もう周りの目すら気にしなくなってしまった。
ほら、私の隣にいる光がびっくりした顔して空いた口が塞がらなくなってる。
「遊馬、あんたマジでいい彼氏だね。これからもゆづをよろしく」
「ん?ありがとう、任せて」
光は驚いた表情のまま煌くんに話しかけ、煌くんは涼しい顔で返事をしていた。
「ゆづ、冬休みここに行こう」
見せてくれたスマホの画面には、グランピング施設の画像が乗っていた。
「へえ、グランピング?私こういうの初めて」
「母さんが予約取ってたらしいんだけど、行けなくなったから彼女とどうかって」
「え、私でいいの?」
「俺はゆづ以外誘うつもりなかった」
煌くんと付き合って8か月。
愛情表現は減るどころか大胆になっていく一方で、もう周りの目すら気にしなくなってしまった。
ほら、私の隣にいる光がびっくりした顔して空いた口が塞がらなくなってる。
「遊馬、あんたマジでいい彼氏だね。これからもゆづをよろしく」
「ん?ありがとう、任せて」
光は驚いた表情のまま煌くんに話しかけ、煌くんは涼しい顔で返事をしていた。