カレシが嫉妬を覚えたら

「かわいい」

「だめ!……んんっ」



心を落ち着けようと努めていたはずが、煌くんは我慢しきれず再び顔を近づけて来た。


唇が触れ、吐息を絡ませて甘い口づけを交わす。


だけど刺激が強すぎてついに私は腰が抜けてしまい、後から煌くんに申し訳なさそうに謝られた。


それから逃げるようにお風呂をお借りして、ほとぼりが冷めてから何事もなかったようにリビングで一緒に映画を見ていたら、ついに寝る時間になった。


私はリビングのソファで寝るって言ったけど、夜は冷えるしお母さんが返って来るから自分の部屋で一緒に寝てくれと言われてしまった。



「もう、何もしない?」



さっきから何回も同じことを訊いている。


私はすっかり疑心暗鬼になってしまっていた。