カレシが嫉妬を覚えたら

「どうしたの?」

「俺、文化祭はゆづのクラスにどうしても行きたかったけど無理っぽい」



何か深刻な悩み事かと思えば、文化祭当日に私のクラスに来ることができないのが無念らしい。



「午前中はクラスの出し物の客寄せパンダになれって言われてるし、午後はミスターコンで抜けられそうにない」

「そうなんだ、おつかれさま」

「ゆづのコスプレ見たかった……」



私のコスプレが見たくてしゅんとなる煌くんがおかしくてかわいい。


そんなに見たかったんだ。申し訳ないけど笑っちゃう。



「私……風夏ちゃんと一緒に調理要員になったからコスプレしないよ」

「えっ……」



しかも、私は元々コスプレする予定はない。調理担当だから非戦闘員なのだ。