カレシが嫉妬を覚えたら

翌日はすっかり熱も下がって体調もよくなった。


それに昨日煌くんと話せたおかげで勇気づけられた。


背中を後押ししてもらった気分だ。


そんな清々しい朝のこと、私はHR後に3年生の教室まで足を運んだ。



「おはようございます、小林先輩!」



小林先輩の姿を確認すると、大きな声で話しかけて挨拶をした。



「な、なに……」



教室の後ろの方で、クラスの女子と集まって談笑していた先輩。


しかし、私の声がするとぎこちなく振り返り、ぎょっとして凝視している。


昨日の今日で来るなんて思わないよね。でも、それが狙いだ。