カレシが嫉妬を覚えたら

「外反母趾が痛くてさ、ごめんね」

「いいよ、買ってくる。他にいるものは?」

「んー、柔軟剤が切れそう。あとはないから好きなお菓子でも買っておいで」

「分かった」



煌くんの神対応はひとつに留まることはない。


文句言わず買って来るんだ。


しかもついでに他のものまで買ってくれるの?


よくできた息子だ。そして絶対いい旦那さんになるタイプだ。



「ゆづ、ちょっと待ってて。薬局近いからすぐ戻ってくる」



私は「気をつけてね」と煌くんに声をかけて見送った。