カレシが嫉妬を覚えたら

煌くんの家までそこから5分くらいで、私は煌くんに支えられながら夜道を歩いた。


家までたどり着くとリビングに電気を付け、ソファに私を座らせた。


すると上の階から物音がして、それから階段を降りてくる足音がした。


もしや、煌くんのお母さん?


どうしよう、今日お母さんと会う心構えはしてなかった。



「あれ、煌帰ってたの」

「ただいま、母さん」



やっぱりお母さんだったみたいで、私は痛みを忘れて勢いよく立ち上がった。


リビングに入ってきたお母さんは背が高くスレンダーで、見た目は仕事ができそうなクール系の美人。


顔立ちが煌くんとほぼ同じパーツと配置だった。


煌くんはお母さん似だったのか!


しかも想像よりずっと若い!不謹慎だけど、こんな美人を裏切って不倫するなんて信じられないと思った。