カレシが嫉妬を覚えたら

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期末テストを無事に乗り越えて迎えた夏休み。


今日は花火大会当日、この日までにメイクを研究した私は気合を入れて準備を整えた。


浴衣の着付けはお母さんに手伝ってもらって、待ち合わせの30分前には準備を済ませた。


浴衣と髪飾りはお母さんと一緒に選んだもの。


私は背が低いから、大人っぽく見えるように、紺色に紫陽花柄の浴衣を選んだ。


髪飾りはそれに合わせた青い紫陽花。


ちなみにお母さんには、浴衣を買いたいと伝えた時に彼氏がいることを伝えた。


いつ別れてもおかしくない状態だから言えなかったけど、今の関係なら付き合ってると胸を張って言える。


私と違ってポジティブで天真爛漫なお母さんは、彼氏がいることを知ると大喜びで飛び跳ねて落ち着いてと制するのに疲れた。


お父さんはお父さんで「ついに彼氏ができたのか……」とさみしそうに呟いて落ち込んでいた。