カレシが嫉妬を覚えたら

「部活あるでしょ?無理して出かけなくていいよ」

「違う、俺がゆづと遊びたいから誘ってる」



真剣な眼差しが泣きたいほど嬉しくて、でも如月くんがいるからこらえた。



「何したい?」

「煌くんと夏祭り行きたい」


訊いてくれたなら、せっかくの機会だし夏祭りに誘おう。



「分かった、その日空けとく」



煌くんは当然といった様子で笑顔で了承した。



「ねえ、俺がいること忘れてない!?つーかなんだよその甘ったるい声。鳥肌立つ!」



それを見た如月くんは、恐ろしいものでも見るかのように顔をしかめた。


幼馴染でもびっくりするくらい私の前では甘い印象なんだ。


煌くんの特別な存在になれたことが嬉しく私も笑った。