カレシが嫉妬を覚えたら

「楽しかった」



映画を見終わった後はカフェに入ってそこで煌くんとたくさん話した。


これからのデートで行きたいところなんかを話し合って、次回は私の希望でプラネタリウムに行くことになった。


その前に期末テストを乗り越えなきゃいけないね、と話してまた一緒に勉強することを約束した。


時刻は18時。家族には夕ご飯には帰ると伝えたから帰らなきゃいけない。



「バイバイ嫌だ……」



だけど、煌くんと並んで歩いていると本音を口から出てしまった。



「なんて、明日になったらまた会えるよね」

「ゆづ、大丈夫、俺もさみしいって思ってる」



半日煌くんと一緒にいられたのに欲深すぎる。慌てて付け加えると、煌くんは少し困ったように笑った。