私に仕える執事は甘すぎる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

瑠愛side


お隣の男の子には驚きを隠せなかった。


財閥繋がりだから関わりたくない。まあ財閥の子供だなんてバレることもないけど



関わりたくないから話しかけないでアピールをしたのにもかかわらず話しかけてきた。



「君、名前は」と。


あまり話したくなかった私は「雨音瑠愛」とだけ答えた。


何故赤塚高校に入学したのかを聞きたかったけど聞くには早すぎる気がした。

だから聞くのは辞めておいた。