教室は4階にある。

正直だるい。

教室に入った。

雅弥『やっぱ中学とは雰囲気 違うなぁ~!!』

雅弥はなんかルンルンだ。

俺はアイツのことが気になる。

もしアイツだったら...

どうしよう...

忘れてるフリでもするのか...??

相手はどう思うだろうか...

もしかしたら相手も忘れてるかもしれない...

いや まだアイツと決まった訳ではない!!

落ち着こう...

雅弥『さっきから様子 変だけど大丈夫かぁ~??』

さすが雅弥。

和真『大丈夫!! それよりさ~』

話題を変える。

神崎のことはアイツと決まってから話すことにしよう。

先生が来た!!

若そうだ。

先生『これから1年間よろしく! 松本 武です! 教科は社会です!』

雅弥『先生何歳~??』

松本『26歳だ。』

みんな『若ッ~!!』

高校の先生にしては若いのか??

俺の中学には24歳.25歳の先生は何人かいたが...

松本『出欠とるぞ~! 青山~ 石川~ ...神崎~』

俺は思わず呼ばれた人の方にガバッと体勢を変えて見てしまった!!

アイツかな...

でも小学6年生以来だから変わるよな...

パッと見ただけではアイツかわからない。

俺は小学生の頃を思い出していた...