チャラ男の本気は甘すぎる




「……記憶喪失?」




いや、昼休みから放課後の間に何があったんだ!?



……あれ?っていうか


制服、うちのじゃない…。




「あの、
もしかしてあなたもナンパのために庇ったんですか?」



「え!?
あ、いや…俺は…!」



「しかもすごく馴れ馴れしい…。
庇ってくれたのはありがたいですが、お誘いは受けませんので!」




では!と全力で走って行ってしまった憂莉。


あ、いや…あれは…



『二重人格とかじゃないから』

『単純に別人説であってるよ』




憂莉じゃない。



たぶん、今のは笑莉ちゃんだ。