チャラ男の本気は甘すぎる









明日は俺のせいで一緒に帰れないけど、今日も一緒には帰れないもんな。


放課後はいつもB組の教室まで憂莉を迎えに行くけど、
今日はB組には寄らずに玄関に直行。



暇だし、帰りにどっか寄ろうかな。





学校を出て、久しぶりに帰り道の途中にあるゲーセンにでも行こうかと思って歩いていたら。




「いいじゃん、一緒に遊ぼうよ。
なんか欲しいのあったら取ってあげるし」



「結構です…!
あたし、急いでるので…っ」



「ちょっとだけだから、ね?」




ゲームセンターの前には、高校生の女の子と、その子をナンパする大学生らしき男が2人。



この辺ではよくあることで、ここを女の子一人で通るということはナンパされに来てるようなもの。



いつもなら『自業自得』、と思って放っておくけど…




「すいません。
この子俺の友達なんで」