「んで? さっきの笑莉ちゃんってのは誰?」 紫央くんの部屋で、紫央くんがテーブルにサンドイッチを広げ、 『どうぞ』って言われた直後にその質問が飛んできた。 ……早速だね。 さっき聞きそびれてたの、そんなに気になってたのかな? 「……笑莉は、私の姉で、 たぶんさっきの人が言ってたのは、私の姉の笑莉のことで間違いないと思う…」 「姉ちゃんいるんだ?」 「双子だから同じ歳なんだけどね。 顔そっくりだから、よく間違われるんだ」