チャラ男の本気は甘すぎる




「……っ、知るかよ!
笑莉ちゃんより魅力ねぇのは事実だろ!」



「……おまえ」




紫央くんの声がさらに低くなって、


ついには手を出しそうになってたから、




「紫央くん…!
もう、いいから…!」




紫央くんの手を後ろから掴んで止めたら、



男の子たちは逃げるように去ってしまった。




「……チッ逃げられた。
アイツ絶対うちの店出禁にする」




『クソが』と男の子が走って行った方に中指を立てる紫央くん。


道ゆく人が変な目で見てるからやめようよ…。



でも、私のこと庇ってくれたんだよね…?




「……ありがとう、庇ってくれて…」



「あんなん誰でもムカつくだろ。
誘いを断られた原因はどう考えても自分の性格だろうが」




『女の子のせいにすんじゃねぇよ』とまたキレてる紫央くん。