「俺これに決めた。
ユリは?なんか気に入ったのあった?」
「このブレスレットがかわいいなって…」
「本当だ、ユリに似合いそう。
お、色違いの濃い色のがある。
俺に似合うかな?」
「紫央くんも気に入ったの?」
「ユリとお揃いのもの買うのもいいなって」
お揃い…!
仲良しっぽい…!!
「お揃いにしよ!
買ってくる!」
「いや俺が買ってくるから。
ユリはここで待ってて」
ぽん、と肩を叩いて、
紫央くんはパンのポップスタンドとブレスレットを2つ持って、店の奥にあるレジへ向かった。
お揃いの持ってれば、
さすがに笑莉だって、『騙されてる』なんて言わなくなると思う。



