だから気になってたのか。
「ユリにどんなのがいいか選んでもらおうかな」
「はい!役に立てるのなら!」
「気合い入りすぎ」
ぷっ、と笑われて、力入りすぎた…って恥ずかしくなった。
雑貨屋さんの前に来たら、
店内には女の子しかいないというのに、紫央くんが私よりも先に堂々とお店に入っていった。
……すごい度胸。
お店のためのものだから、恥ずかしいとか思わないのかな。
必要なものだったら、恥ずかしいとか言ってられないもんね。
「やばぁ!
ユリ見てこれ!クロワッサンのポップスタンド!
こっちはサンドイッチ!」
なんだか私よりはしゃいでいる紫央くんを見て
「ふ…っ、ふはっ」
なんだかかわいくて、思わず笑ってしまった。



