チャラ男の本気は甘すぎる




俺の言い方悪くてごめんなって、申し訳なさそうな顔で言う紫央くん。




「ユリが退屈だろうなって思って言ったんだ。迷惑なんて思ってないよ」



「……でも、役に立てなかった…」



「役に立ってもらうためについて来てほしいわけじゃないから。

ユリにとってはどうでもいいことなのに、
ユリが選んでくれて、俺はすっげぇ嬉しかったよ?」




『だから落ち込まなくていいから、な?』って優しい顔をする。



紫央くんは、とことん優しいな…。




「他にも靴屋あるからそっち行こう。
ユリ、見たいとこあったら遠慮なく言っていいからな?」



「え…でも…」




紫央くんの用事なのに…いいのかな?




「……あと…、
はぐれると困るから手繋ぎたいかなー…なんて」