「おっきいショッピングモール…!」
「来たことない?」
「はい、こっちの方面にはあまり来ないので…」
紫央くんとやって来たのは、いろんなお店が入ってる大型ショッピングモール。
初めて来た私はどんなお店があるのかとキョロキョロしてたけど
紫央くんは真っ直ぐ靴屋さんに向かっていた。
あとを追って私も靴屋さんに入る。
紫央くんはすぐ目的のとこまで移動して、
スニーカーが並んでるところの前で、どれがいいか悩んでいるみたいだった。
そんな紫央くんを、遠くから見てるだけにしようと思ってたら、
紫央くんが私の方を見てちょいちょいって手招きした。
「どうしたんですか?」
「うちの高校、靴の規定はないじゃん?
でも制服と合う色のがいいから、無難に白かなと思ったんだけど、
ユリはどれがいいと思う?」



