なにがずるいのか、結局憂莉は教えてくれなかったけど。
「……ありがとう紫央くん。
ぬいぐるみ、すっごくかわいい」
そう言ってはにかむ憂莉も超絶かわいいからなんでも許してしまう。
「今度は一緒にゲームセンター行こう?」
「あ、また俺になんか返そうって考えてるだろ」
「ううん。
紫央くんがぬいぐるみ取る、カッコいいとこが見たい」
……あ。俺の扱い、慣れてきてんな。
けど、そうやって俺を知ってくれてることが、俺はすごく嬉しい。
「ゲーセンデートも予定いれとかないとな」
「ゲームセンターもあんまり行かないから、紫央くんといると初めてのことがいっぱいで楽しい」



