「……憂莉、こういうの好き?」
「うん、好きだよ」
「じゃあ、これもらって」
「え…!!
…でも、私そんな…もらってばっかりで…」
「あのさ。
俺は憂莉に喜んでほしくてあげたいんだ。
返してほしいとかじゃない。
パンだって、わざわざ買いに来たりとかしなくていい。
でも憂莉がどうしても返したいって言うなら、
返すのキツい!って思うくらい、俺がめちゃくちゃプレゼントするから」
「……紫央くん…」
「だから受け取って」
クマのぬいぐるみを憂莉に渡すと、
憂莉はそのぬいぐるみをぎゅっと抱きしめた。
「……ずるいよ、紫央くん」
「なにが?」
「……(私に甘すぎると思う…)」



