チャラ男の本気は甘すぎる






それから少しの間カラオケで歌ったりして時間が過ぎていき、



お店を出たら、もう外は真っ暗。




「送るよ」




私の返事を待たずに、紫央くんは私の手を握って歩き出す。



ちょっと強引なところもあるけど、


歩幅合わせてくれたりとか…やっぱり紫央くんは優しい。




「ねぇ。
明日はまたお昼一緒に食べれる?」



「え?」



「避けられてたから嫌なのかと思って。
明日からも避けた方がいいのかなって…」



「ううん!そんなことない!
一緒がいい…!」




私が避けてたくせに、都合いいってガッカリする…?




「……よかった。
一緒がいいの、俺だけかと思ったじゃん」