チャラ男の本気は甘すぎる





「見つめられると、照れるんですが…」



「えっ!
ご、ごごごめん!!」




私の視線、バレてた。恥ずかしい。




「……もっとこっち来て」



「えっ…」



「ほら、一緒にメニュー見よ」




おいでおいでってされるから、紫央くんの隣にぴったりくっついてデンモクを覗き込んだ。




「あ、ポテトとかなら一緒に食べれ…」




指差しながら顔をあげたら



紫央くんがチュッと触れるだけのキスをしてきた。




「……!」



「……憂莉、好きだよ」




そう言ってまたキス。



甘く、優しく包み込んでくれるようなキスが


私のことを大切にしてくれてる気がして。




「紫央くん、好き…
こんなに好きなの、紫央くんだけ…」



「俺も、憂莉だけ」




ぎゅっと抱きしめて、好きだって何度も確かめ合った。



どうしよ…


今、すごく幸せ。