学校を出て指示されたカラオケ店へ向かうと、
お店の外で、コソコソと隠れている笑莉を見つけた。
「……あ!憂莉!こっち!」
私に気付いて手招きする笑莉。
それにしても…なんでそんなにコソコソしてるの?
「笑莉…なんでそんな隠れてるの?」
「似た顔が2人並んでるとこを知り合いに見られたら計画が台無しになるからよ」
……計画??
「お店入るよ」
「え、ちょ…っ」
笑莉に腕を引っ張られ、
受付の人に
「予約してた『杉本』です」
笑莉がそう言ったら、『306号室です』と返された。
……待って、
『杉本』って……
「え…笑莉!!」
「しっ!大声出さないで」
「……や、やだっ…!!」



