チャラ男の本気は甘すぎる




一緒に帰れないと言われたから、放課後は少し遊んで帰ることにした。



そういえば、笑莉ちゃんに会ったゲーセンでちゃんと遊んだことないかも。


暇だから遊んでくかとゲーセンに向かう。



もしかしたら笑莉ちゃんに会っちゃうんじゃないかと思ったけど、会わなかった。












しばらく遊んで、日も沈んできた頃。




「……どーすんだコレ」




俺は意外にクレーンゲームの才能があったのかもしれない。



遊んでたらでっかいクマのぬいぐるみが取れてしまって、それを抱えながらゲーセンを出た。


メルヘンすぎるピンク色のクマのぬいぐるみを抱えた男子高校生はやっぱり浮いてんのか、ジロジロ見られて。


早足で家へ帰ってドアを開けると。




「紫央遅かったじゃない。
連絡入れたのに!」



「は?連絡?」




店に出てた母さんに怒られた。



連絡…そういえばスマホ見てなかった。