チャラ男の本気は甘すぎる




憂莉の行方もわからなかったからとりあえず教室に戻った。


昼休みの間に憂莉に会うことは出来なくて、昼休みが終わる頃に憂莉から連絡が来た。




【今日も帰りに用事があるので
一緒に帰れません】




「……」




……なんか、


今日の文章は冷たい。



やっぱり、様子がおかしい気がする。



俺、もしかして本気で嫌われた?




「ん?
紫央、どうしたよ、机に額くっつけて」



「自己嫌悪」



「自己嫌悪(笑)」




隼太がぶはっと笑った。



真剣な悩みを笑ってくるな。これだからチャラ男は…


……って、俺も今まではそうだったのかも。



真剣に恋をするって、どっかでサムいと思ってた。



本気で誰かを好きになるというのは、こんな気持ちなのか。