チャラ男の本気は甘すぎる





うじうじの私が出てきたら、



うざがって、私じゃなくて笑莉を選ぶんじゃないかって



怖いんだ。




「俺から会いに行ったりとかはしないけど、
向こうから来たらまぁ…邪険にはできないし」



「…うん」



「憂莉が嫌って言うなら、
俺が隠れて笑莉ちゃんと会わないように、
俺とずっと一緒にいる?」




こてん、と紫央くんはかわいらしく首を傾げる。



そんな姿にキュンとして、そんな言葉にドキドキして。



なんかもう……





キャパオーバーだ!!!





「だ、だだ、だいじょ、ぶ……わぁ!!」




──ガターーン!!




紫央くんの顔が急に寄ってきたから、


仰け反ったら椅子から落ちてしまった。