やべ。言葉選び間違えたか?
「ナンパしてるわけじゃなくて。
憂莉と友達なんだから、笑莉ちゃんに嫌われたままじゃ嫌だと思ってさ」
「妹の友達事情に口出す気はないよ。
まともな人間ならね」
相変わらず俺には冷たいし、完全に敵だと思われてる…。
なんとか誤解をといて、円満な関係を築きたい…!
「……で、俺に話って何?」
ゲーセンの前じゃ雑音が多すぎたので、ファストフード店に移動して窓側席に座った。
「あ、ポテト食べていいよ」
ポテトの乗ったトレイを笑莉ちゃんの方に押したら、
笑莉ちゃんは恥ずかしそうに「……いただきます」と言ってポテトをつまんだ。
移動したのはいいけど、こういう店に来ると腹が減る。
……これじゃあお疲れ会に合流できるかわかんねーし、うっかりハンバーガーも頼んでしまった。



