チャラ男の本気は甘すぎる




自分のチームの試合が来るまで、他のブロックのB組のチームを応援しに行く。


試合の邪魔にならないところで腰をおろしたら




「隣座る」




一言そう言って、私の隣にストンと腰をおろす人が。




「……いいって言ってないんですが…」



「天音の許可とかいらないだろ」




応援に来てるはずなのに、『はーめんどくせー』と士気が下がることを言う片倉くん。



……もし私が『真剣にやって』って言っても、聞いてくれないだろうな。




「……いいのかよ、紫央んとこ行かなくて」



「え?
だって、クラス違うから応援する場所違いますし…」



「応援とかべつにしなくてもいいじゃん。
喋ってたって怒られねーよ。
これは親睦を深めるためのレクなわけだし、仲良い人と仲良くしとく方がいいんじゃね」