そんなことはないと信じたい…。
「まぁ、渉とはそういう関係。
今後も憂莉のこと傷つけるなら、まじで全然ボコれる」
「それは…大丈夫。
片倉くんになに言われても動じない女になるので!」
前は、誰も私の味方なんていないと思ってたから泣いちゃったけど
今は紫央くんがいてくれるから、簡単に泣かない。
少しだけ、紫央くんのおかげで自分に自信がついたから。
「……はぁ…、でも憂莉と同じチームとかうらやま。
俺が憂莉と一緒がよかった」
「仕方ないよ、クラス対抗だし…」
「憂莉のチームと当たったらどうしよ。
俺、憂莉にボール当てるとか無理なんだけど」
「私結構ドッジ強いよ!めっちゃボール取るし!
簡単に当たらないからね!」
強いよってアピールするために力こぶを作ってみせると
紫央くんに「ぶはっ」と笑われた。
「ドッジなんだから避けなよ」
「……あ!そっか」



