チャラ男の本気は甘すぎる






翌日。



なんだかモヤモヤしながら学校に行くと、


玄関で誰かを待っている様子の紫央くんを見つけた。



……あれ?こっちB組の方の靴箱…。




「……お。
憂莉〜」




私が来たことに気付いた紫央くんは小走りで私に駆け寄ってきた。




「おはよ」



「お、はよう…」




ニコニコ笑顔の紫央くん。


え……と。



どうしたんだろう?




「ど、どうしたの?
誰か待ってるの?」



「ん?
憂莉待ってたんだけど」



「え?」




いつも朝は会わないのに。


なんで急に…?




「一刻も早く憂莉を吸引したくて」



「……きゅういん??」



「…あっ、(やべ、キモすぎる言い方した)
は、早く憂莉に会いたかったんだよ」