チャラ男の本気は甘すぎる









ホームルームが終わってちらほら教室を出て行く人がいる。


だけど、今日すでに友達ができた人たちは、友達同士で集まってまだ教室に残っている。



あの男の子たちもだ。



同じ空間にいるのはなんだか気まずくて、早く帰りたいと思ったんだけど…


睦月くんがこっちに来るって言ってたから、帰るわけにはいかない。



F組って校舎違うし、一番遠かったはず。


こっちに来てもらわずにどこかで落ちあえばよかったなって思ってたら。




「待った?」



「!
む、つき、くん…!」




いつの間にか睦月くんが目の前にいて、


『ここの席借りるわ』って、あの金髪の男の子たちに声をかけて私の隣の席に座った。




「んじゃ早速LINE登録しよっか」