__一方その頃聖碧高校では・・・・・


「ぇぇえええええ?!」

最初に声を出したのは、蒼瀬だ。

蒼瀬 生魅等(あおせ きみら)。

高3。副総長。

聖碧高校では、ずばぬけてイケメンだ。


「ど、どうした!純也」

次に声を発したのは、未來 純也(みらい じょうんや)。

高2。幹部の上をしている。

普通にカッコイイ。


「美優が、入学手違いで〝熱風高〟に、居るんだとよ」

その言葉を言ったのは、鳴伊露 蒼太(ないろ そうた)。

高3。総長。

聖碧高校のNo.1。

聖碧暴走族のトップだ。


「そんなことってあってもいいのかよ」

次に声を出したのは、奏目 碧星(そうめ あおぼし)。

特攻隊の上。高2。

聖碧高校のNo.3でイケメン。


この、聖碧高校には、聖碧暴走族が存在する。


それに、聖碧高校の制服のワイシャツの色は青。他の生徒と違う。



「いや、だめだろ」

「だろ?」

「だけど、俺たちには……無理だ」

「……待てよ?熱風高って、アイツらがいる所だろ?」

「アイツら?……はあああああああ?!」

「美優が、危ない!!」

「それ、本当かよ」

「あぁ」

「まじかよ……」

「助けに行くぞ!」

「だから!無理だって言ってるだろ!!」

「っ……」

「クソっ!!」


碧星が近くにあった机を蹴りつけた。






続く……