あっさり過ぎるカイの言葉にネレヴェーユの思考が少しだけ固まる。
「えっ……じゃ、じゃあ……」
それだけを言って、ネレヴェーユは言おうとした続きの言葉が出て来ず、口元に手を当てた。
「言おうとしていることは大体分かるよ、ネリー」
苦笑いを浮かべ、カイは頷く。
「カエティス……貴方は大丈夫なの? リフィーアさんも……」
切株から離れて、ネレヴェーユはカイの前に座り、彼の手にそっと触れる。
また泣きそうな表情でカイを見上げる。
「俺は大丈夫。リフィーアちゃんもしっかり守るよ。彼女の両親とも約束したしね」
安心させるように穏やかな笑みを浮かべ、カイはネレヴェーユを抱き上げ、切株に座らせる。
「貴方とリフィーアさんの関係のこと、彼女は知っているの……?」
「いや、多分、知らないと思うよ。彼女の周りで知っているのは今の公爵だけだと思う」
「リフィーアさんには話すの?」
「話すつもりは今のところないよ。何事もないかもしれないし」
胡座を掻いたまま、カイは膝の上に頬杖を突く。
「……そうね。でも、何かが起こってからじゃ遅いわ」
「それでも、リフィーアちゃんには穏やかな人生を送って欲しいからね」
「えっ……じゃ、じゃあ……」
それだけを言って、ネレヴェーユは言おうとした続きの言葉が出て来ず、口元に手を当てた。
「言おうとしていることは大体分かるよ、ネリー」
苦笑いを浮かべ、カイは頷く。
「カエティス……貴方は大丈夫なの? リフィーアさんも……」
切株から離れて、ネレヴェーユはカイの前に座り、彼の手にそっと触れる。
また泣きそうな表情でカイを見上げる。
「俺は大丈夫。リフィーアちゃんもしっかり守るよ。彼女の両親とも約束したしね」
安心させるように穏やかな笑みを浮かべ、カイはネレヴェーユを抱き上げ、切株に座らせる。
「貴方とリフィーアさんの関係のこと、彼女は知っているの……?」
「いや、多分、知らないと思うよ。彼女の周りで知っているのは今の公爵だけだと思う」
「リフィーアさんには話すの?」
「話すつもりは今のところないよ。何事もないかもしれないし」
胡座を掻いたまま、カイは膝の上に頬杖を突く。
「……そうね。でも、何かが起こってからじゃ遅いわ」
「それでも、リフィーアちゃんには穏やかな人生を送って欲しいからね」


