「……何というか、変なところで神経質なのは変わってないよね。だからこそ、懐かしくてついついからかうんだけど」
年頃の少女らしい明るい笑顔を浮かべ、エマイユはカイを懐かしそうに見た。
「例え、生まれ変わりで、記憶があっても、そういうところはあいつと似なくていいんだよ、エマイユちゃん」
大きな溜め息を吐き、カイは額に手を当てた。
「そう言われて……」
「あの、ちょっと待って!」
エマイユが何かを言いかけた時、ネレヴェーユが慌てて話を止めた。
ネレヴェーユが止めたことにより静かになり、カイとエマイユは言葉を止め、驚いたように目を何度も瞬かせた。
「あの……生まれ変わりって、どういうことですか?」
「……あ。ごめん、ネリー。言ってなかったね。彼女はトーイの生まれ変わりだよ」
苦笑を浮かべ、カイはエマイユに目を向ける。
「え……?」
しばらく、不思議そうな表情のままネレヴェーユはエマイユをじっと見つめた。
「ええーっ?!」
そして、驚いて目を見開き、ネレヴェーユは声を上げた。
「……エマイユさんがトーイの生まれ変わり?!」


